こんにちは。
急な暑さに我慢できずクーラーをつけてしまったNです。
寒さには強いですが、暑さには弱いのです。
さて、今回ご紹介するのは前回ご紹介した3年に一度の展示会、
「Interpack」開催時に行われる
大和主催の「Yamato Eveneing (Gala)」の模様です。
(注)「ガラ」というのは大規模なパーティー、催しもの、お祭りという意味を持ちます。
私は今回で2度目の参加にして運営側です。
プログラムを組んだり、新しいアトラクションを考えたり、と
出発前からやることは盛りだくさんでしたが、
パーティーに来ていただいた方に楽しい時間を過ごすことができるように
アイディアを練るのはとても有意義でやりがいのある仕事でした。
特筆すべきは会場の素晴らしさです。
1924年~1926年の間に建設された歴史ある建物で、
1994年にデュッセルドルフに縁のある建築家
Helmut Hentrich氏(1905~2001)により改築されました。
メインの会場は大きなドーム型の天井が印象的です。
(こちらは2014年に撮影した画像です)
初めて見たときはラグジュアリーな空間に思わず心躍り、
ワクワクする気持ちが湧いてきました。
聞くところによると、この会場はN副本部長がドイツ駐在中に
「こんなところでいつか大和のパーティーをしたいな…」
と思われた場所だったそうです。
ライン川沿いのロケーションも素晴らしいです。
N副本部長の夢は実現するどころか、年々進化を遂げていきます。
整然と並べられたカトラリーを見ると、背筋が伸びると同時に
これから大事なお客様をお迎えする、という緊張感が走ります。
装花の色あわせもシックです。
入念な音合わせをする弊社社長。
おもてなしのひとつとして、社長のサックス演奏があります。
「やるからには完璧な演奏をしたい」
という強い思いがあるので、自然と周りの雰囲気も張り詰めたものとなります。
この写真は割と遠くから望遠で撮影したものです。
世界中から集まってくださった皆様へ、
Yamatoの全員から愛と平和を願って、という思いが込められています。
曲目は「stardust」。
世界のどこの国からでも空を見上げれば星空が見えます。
国籍やそれぞれの国が持つ事情や文化が違っていても、
私たちはひとつの空の下で共に生きているのです、
という大きなメッセージです。
美しいメロディとともにゲストの心も
ゆっくりと和らいでいったのではないでしょうか。
弊社社長とも長く交流があり、ドイツの拠点があるヴィリッヒ市の
ハイエス市長からも暖かいスピーチをいただきました。
在デュッセルドルフ総領事水内様。
「ゲストの皆様の顔ぶれがインターナショナルですね」
とおっしゃっていただき、嬉しい瞬間でした。
鏡開きをすることの意味の説明と乾杯のスピーチは弊社副社長。
法被を着て英語でのスピーチをされました。
日本の企業ならではのこんな企画もしてみました。
COOL JAPANの象徴のうちのひとつ、漢字。
ゲストやご家族のお名前、好きな言葉を漢字で和紙の葉書に書き、
「大和製衡」の「大」の字の雅印を押してプレゼントしました。
ここではNとTの隠れた特技が役立ちました。
日本で少し練習してみたときは
「難しい名前ばかりで思いつかなかったらどうしよう」
「誰も来なかったらどうしよう」
と心配したこともありましたが…
ありがたいことに、結果は行列ができるほどの大盛況で、
ゲストの皆様とも直接触れ合うことができ、
異文化交流ができたことを嬉しく思いました。
中には日本に私たちが戻ってから営業担当者に
「どうしてももう一枚書いてほしい」
と言ってくださる方もいました。
そんなにも喜んでいただけるなんて嬉しいことです。
展示会場でのナレーションのみならず、
こちらでも司会進行+歌のパフォーマンスを披露してくれた
ニーナ(右)。彼女の本業はミュージシャンで、さらに女優でもあり、
多才な女性です。日本のパーティーシーンで彼女の歌を聞く日も
遠くないかもしれません。
イベントにハプニングはつきもので…
実は、予定通りに進まなかった箇所について嘆いていたN。
その後の気分に尾を引きそうな予感がしたのですが、
全力で励ましてくれたドイツ大和のB女史。
「ヨーロッパでは女性は強いのよ!負けちゃだめよ!空を見て息を吸って!」
と力強く語りかける姿が今でも印象に残っています。
折れそうな気持ちをそっと近くで支えてくれたTやニーナ。
女性の強さと優しさ、才能をたくさん感じることができた一日となりました。
さらに、書道パフォーマンスに必死で、食べるのはもちろん、
飲み物を飲むこともできていなかったTとNに、
普段はクールなO取締役が一瞬の隙を見計らって
飲み物とお寿司を持ってきてくださった瞬間、本当に泣けてきましたが、
気分を完全に切り替えることができました。
(お寿司を食べたから元気になったという意味ではありません)
社長をはじめ、表舞台で活躍された方、
裏方に徹した方、オール大和でおもてなしをしたからこそ、
お客様の笑顔があったのだと思います。
3年に1度の大イベントが終了したのは12時を過ぎていて、
充実感と心地よい疲れでいっぱいで、倒れるように眠りについたのでした。
N
急な暑さに我慢できずクーラーをつけてしまったNです。
寒さには強いですが、暑さには弱いのです。
さて、今回ご紹介するのは前回ご紹介した3年に一度の展示会、
「Interpack」開催時に行われる
大和主催の「Yamato Eveneing (Gala)」の模様です。
(注)「ガラ」というのは大規模なパーティー、催しもの、お祭りという意味を持ちます。
私は今回で2度目の参加にして運営側です。
プログラムを組んだり、新しいアトラクションを考えたり、と
出発前からやることは盛りだくさんでしたが、
パーティーに来ていただいた方に楽しい時間を過ごすことができるように
アイディアを練るのはとても有意義でやりがいのある仕事でした。
特筆すべきは会場の素晴らしさです。
1924年~1926年の間に建設された歴史ある建物で、
1994年にデュッセルドルフに縁のある建築家
Helmut Hentrich氏(1905~2001)により改築されました。
メインの会場は大きなドーム型の天井が印象的です。
(こちらは2014年に撮影した画像です)
初めて見たときはラグジュアリーな空間に思わず心躍り、
ワクワクする気持ちが湧いてきました。
聞くところによると、この会場はN副本部長がドイツ駐在中に
「こんなところでいつか大和のパーティーをしたいな…」
と思われた場所だったそうです。
ライン川沿いのロケーションも素晴らしいです。
N副本部長の夢は実現するどころか、年々進化を遂げていきます。
整然と並べられたカトラリーを見ると、背筋が伸びると同時に
これから大事なお客様をお迎えする、という緊張感が走ります。
装花の色あわせもシックです。
入念な音合わせをする弊社社長。
おもてなしのひとつとして、社長のサックス演奏があります。
「やるからには完璧な演奏をしたい」
という強い思いがあるので、自然と周りの雰囲気も張り詰めたものとなります。
この写真は割と遠くから望遠で撮影したものです。
世界中から集まってくださった皆様へ、
Yamatoの全員から愛と平和を願って、という思いが込められています。
曲目は「stardust」。
世界のどこの国からでも空を見上げれば星空が見えます。
国籍やそれぞれの国が持つ事情や文化が違っていても、
私たちはひとつの空の下で共に生きているのです、
という大きなメッセージです。
美しいメロディとともにゲストの心も
ゆっくりと和らいでいったのではないでしょうか。
弊社社長とも長く交流があり、ドイツの拠点があるヴィリッヒ市の
ハイエス市長からも暖かいスピーチをいただきました。
在デュッセルドルフ総領事水内様。
「ゲストの皆様の顔ぶれがインターナショナルですね」
とおっしゃっていただき、嬉しい瞬間でした。
鏡開きをすることの意味の説明と乾杯のスピーチは弊社副社長。
法被を着て英語でのスピーチをされました。
日本の企業ならではのこんな企画もしてみました。
COOL JAPANの象徴のうちのひとつ、漢字。
ゲストやご家族のお名前、好きな言葉を漢字で和紙の葉書に書き、
「大和製衡」の「大」の字の雅印を押してプレゼントしました。
ここではNとTの隠れた特技が役立ちました。
日本で少し練習してみたときは
「難しい名前ばかりで思いつかなかったらどうしよう」
「誰も来なかったらどうしよう」
と心配したこともありましたが…
ありがたいことに、結果は行列ができるほどの大盛況で、
ゲストの皆様とも直接触れ合うことができ、
異文化交流ができたことを嬉しく思いました。
中には日本に私たちが戻ってから営業担当者に
「どうしてももう一枚書いてほしい」
と言ってくださる方もいました。
そんなにも喜んでいただけるなんて嬉しいことです。
展示会場でのナレーションのみならず、
こちらでも司会進行+歌のパフォーマンスを披露してくれた
ニーナ(右)。彼女の本業はミュージシャンで、さらに女優でもあり、
多才な女性です。日本のパーティーシーンで彼女の歌を聞く日も
遠くないかもしれません。
イベントにハプニングはつきもので…
実は、予定通りに進まなかった箇所について嘆いていたN。
その後の気分に尾を引きそうな予感がしたのですが、
全力で励ましてくれたドイツ大和のB女史。
「ヨーロッパでは女性は強いのよ!負けちゃだめよ!空を見て息を吸って!」
と力強く語りかける姿が今でも印象に残っています。
折れそうな気持ちをそっと近くで支えてくれたTやニーナ。
女性の強さと優しさ、才能をたくさん感じることができた一日となりました。
さらに、書道パフォーマンスに必死で、食べるのはもちろん、
飲み物を飲むこともできていなかったTとNに、
普段はクールなO取締役が一瞬の隙を見計らって
飲み物とお寿司を持ってきてくださった瞬間、本当に泣けてきましたが、
気分を完全に切り替えることができました。
(お寿司を食べたから元気になったという意味ではありません)
社長をはじめ、表舞台で活躍された方、
裏方に徹した方、オール大和でおもてなしをしたからこそ、
お客様の笑顔があったのだと思います。
3年に1度の大イベントが終了したのは12時を過ぎていて、
充実感と心地よい疲れでいっぱいで、倒れるように眠りについたのでした。
N