こんにちは、桜も咲きすっかり春めいてきましたね。
前回に引き続き、今週のブログもTがお届けします。

前回は機械製缶課へインタビューを行いましたが、
今回は機械と製缶の工場の中が実際にどのようになっているかご紹介します。
熟練の職人と最新機械による、物作りの技術が集結した現場ですよ…!



まずは製缶工場からご紹介します。
Yamatoのような機械製品の工場での作業というと、
一般的には手作業で何かを組み立てるイメージが強いのではないでしょうか。
実は、それだけではないのです。

展開図

こちらは製品に使用される部品の一部です。
部品製作の作業の前には、必ずコンピュータでの作業が発生します。
このような形にするには材料をどのように加工すればよいか、計算して展開図を作成します。
工場内と言えども、このコンピュータでの作業が担当の社員もいるのです。


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完成した展開図を元に、次は材料を切り出します。
そこで登場するのがこの大きな機械です。
この機械が1枚の鉄板を展開図の通りの形に切っていきます。
切り出している様子の動画がありますのでご覧ください↓




綺麗に線を引きながら切っていますね。
切る様子が気持ちよくて、思わず見入ってしまいます。
高性能な機械によって、一瞬で複雑な形も切り取られました!


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切り取った部分は鋭利になっているので、バリ取りといって角を取る作業を行います。
回転する機械に切れ端を当てて、少しずつ滑らかにする作業です。

その後、材料を組み立てていくのですが、製品の形に合わせて曲げる作業が発生します。
ある程度は機械でも可能ですが、細かい部分は手作業でないと出来ません。


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この隙間にぴったりと合うように部品を曲げていきます。


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部品を型に押し当て、金槌で叩いて形を調整します。
この感覚を覚えるのに5年はかかるそうで、
新人のうちはベテランの社員について少しずつ覚えていきます。


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ぴったりとはまりました!素晴らしい職人技です!


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できた部品を引っ付ける作業が溶接です。
この作業をするには資格が必要で、取得してからも三年に一度実技試験を受ける必要があります。


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続いて機械工場です。
こちらでは材料から丸や四角の部品を自動で作り、加工しています。
部品の穴あけもこちらで行っています。


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工場内にはさまざまな機械が並んでいます。
これらの機械が部品を自動で作ります。
作る部品の大きさによって、機械の大きさも変わるそうです。


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一つの円柱状の材料から、小さな部品が次々と生産されています。


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こちらは旋盤といって、削り作業に使うものです。
4尺、8尺、16尺旋盤とあり、部品の大きさによって使い分けています。


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溶接された部品は熱が入ることで段々と曲がっていきます。
綺麗な丸の穴も歪んで楕円になってしまうのです。
そこで旋盤にて再加工することで、楕円をまた正円に戻します。
機械加工にもいろいろな種類があるのですね。


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製缶工場に戻ってきました。
こちらは、できた部品に酸をつけて洗っているところです。
この作業によって部品の外観を綺麗にすることができます。
一連の加工作業は、これで完了です。



今回機械と製缶の工場をじっくりと見学し、
間近でみる職人技や最新技術の機械にはひたすら驚かされました。

工場の中でもする作業は人によって全然違いますが、
それぞれがプロ意識を持って作業することで、ひとつの物作りに繋がっているのだと思います。

以上、二週にわたる機械製缶課のご紹介でした!
ありがとうございました。

T