こんにちは、Nです。
4月が始まりましたね!

まだ少し寒い日が続くようですが、 桜は満開、
社内にも新入社員の皆さんの緊張しつつも朗らかな笑顔があふれています。
あまりのフレッシュさにほほえましくなるを通り越してニヤニヤしてしまうNでした。


DSC01514


さて、Nは先週末、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の
調布航空宇宙センターへ出張へ行ってきました。
JAXAの航空技術部門が調布にあり、航空に関する研究開発が日々行われています。

上の写真はJAXAの敷地内の桜です。
はかりの会社がいったいなぜ宇宙や航空研究と関わっているのでしょうか?!

その秘密を今回は少しご紹介させていただきますね。
通常は非公開の部分まで今回、特別に見せて頂けたことには理由があります。

「はかり」と一口に言ってもさまざまなはかりがあるということを
こちらのブログで少しずつお話しさせていただいていますが、
Yamatoの製品がJAXAの施設の一部に納入されてあり、今回はそのメンテナンス
のために訪問させていただいたのです。

通常は非公開の部分まで、見せていただくことができたのは
納入させて頂いていたからというのもありますが、それ以上に
JAXAの皆様のご厚意があってこそなのです。

ですので、この機会は本当に貴重なのです。
実はまだ興奮冷めやりません…。

さて、今回ご紹介するはかりは巨大です!
どれぐらい巨大かと言うと…


DSC01447


すごいですね。圧巻です。要塞のようです。
どこからどこまでが「はかり」なのでしょうか…。


BlogPaint


青い四角で囲った部分がYamatoの製品です。
一体これは何をする設備なのでしょうか。

もう少し近づいてみてみましょう!
プレートがついています。


DSC01435


製作年は昭和40年!
これは「風洞天秤」と呼ばれるもので、上の四角以外の部分は
巨大なトンネル状の試験設備の「一部」なのです。

電気のついている小部屋の中はこんな風になっています。


DSC01517


飛行機の模型が設置されていくところです。

この部屋と先ほどの「風洞天秤」が繋がっていて、
実際に飛行機が空を飛ぶときに、どのような力(浮力、揚力、抗力など)が
どの程度飛行機にかかるのか、を計測することができるのです!
今回はその「風洞天秤」のメンテナンスのため、こちらの施設へやってきました。

でも、一体どういう仕組みになっているのでしょうか…。


DSC01525


この巨大な扇風機で風を起こし…


DSC01451


この筒状の部分に風を流します。
(人が立っているので大きさがよくわかりますよね!)


そして、このトンネルが先ほどの飛行機の模型の小部屋に繋がっていて、
模型にかかる風圧を自由に別室で調整できるようになっているのです。


DSC01463


某大人気アニメの司令室のような雰囲気に静かに興奮するN…。

ここで日々、航空に関する研究開発が行われていると思うとロマンを感じますね。
しかも、その実験にYamatoの技術が関わっているということは、
社員にとっては誇りに思うところです。

皆さんの生活のどこかに関わる製品を生み出している大和製衡を
今年度もどうぞ宜しくお願いいたします。

わたくしNも、新入社員に負けないフレッシュな気持ちで(まぁまぁ無理がありますが)
新しいことへ挑戦していきたいと思います!
(今年はとりあえず、去年頓挫していたイタリア語の習得を再開しようかと思っています)

では、花冷えの4月、体調にはくれぐれもお気をつけて…。

N