こんにちは!もうすぐ夏休み…という方も多いのではないでしょうか。
Nは遠出する予定はありませんが、おいしいものを食べたり(重要)
地味に続けているジム通いをしつつ、休み明けに控える出張に向けて
英気を養いたいと思っています。

その出張というのは…
「インターナショナルシーフードショー2018」
です。インターナショナルを謳うだけあって毎回国際色豊かな
お客様、出展者の皆さんがやってきます。


main_tokyo00

ユネスコ世界無形文化遺産に「和食」が登録されたことをきっかけに
特に最近は海外から日本の幅広い食文化が注目されていることもあり、
本格的な寿司レストランや日本料理店が続々と海外展開をしていますし、
日本国内の和食店にも外国人客の姿が目立つようになりました。

650b40e730e94f13da8586a67f2f3ac9_s

日本料理においては伝統的に肉よりも「魚」
が重要な位置を占めます。
古来から鹿や猪は狩猟により日本でも食べられてきましたが
仏教伝来以降、獣肉食を敬遠する文化があったからです。
タコとイカは例外として、足の数が多いものほど敬遠される傾向がありました。
(↓足の数というのはつまりこういうことです↓)
肉食図解
そのような文化背景もあり日本人は肉よりも魚に慣れ親しんでいます。
だからこそ魚に対する目利きは厳しく
見ただけで魚の状態を判別できるプロフェッショナルは多く存在します。
そんな厳しい目利きの審美眼に適うために、日本の漁業関連業務、
流通ルート、流通技術は進化し続けてきました。

その一方で、コストダウンを重視する業者との二極化が進み、
スーパーによっては、一見新鮮な魚に見えても
実は鮮度が落ちているものを売っていることもあります。

改めて「ホントにその魚の鮮度、大丈夫?」
思っていただくことが重要だと考えるようになりました。

シーフードショー2018用新規作成LED


目利きの技術は職人だけではなく、私たち消費者にも必要とされる時代になっています。
しかし、大部分の消費者は切り身の魚に慣れていて、
細かく魚の状態を判別するのは難しいと考えています。

目利き

だからこそ、鮮度やおいしさに自信を持つ小売店には
良いものを売っているアピールを積極的におこなってほしい。
そして、消費者である私たちに「新鮮でおいしい魚」をよりかんたんに
選べるような新たな環境を作りたい。

そんな気持ちで各種研究機関と共同研究し、開発をし続けている製品を
今回の展示会でも出品いたします。
見えないものを「見える化」するために役立つ製品が
「フィッシュアナライザ™」「フィッシュアナライザ™PRO」なのです。

もともとの開発の狙いは魚価の安定、魚のブランド化だったのですが、
「高価なブランド魚の認定」だけでなく「鮮度落ちのない新鮮な魚の状態」を
指し示すための指標として、安心とおいしさを消費者の皆さんに
お届けするために製品が活用されていることを
現場で見聞きするようになってきたことは、
私たちとしても嬉しいことです。

さらに、今回は組合せはかりの人気商品
「自動排出機構付卓上データウェイ™」
も出品いたします。
パック詰めTSDW

こちらにも鮮度にかかわる工夫がされています。
最適な組合せを選んで目の前のコンベヤに排出されて運ばれる仕組みなのですが、
その際に高い位置から製品が落ちないように、ベルト位置との高低差を少なくし、
衝撃をできるだけ強く与えない工夫がされています。

また、載せ替えて重量値を合わせこんでいく作業をする必要がないので、
商品が傷みにくい環境を作ってあげることが可能となります。
桃などの傷みやすいフルーツと同じで、
魚も何度も触ったり、衝撃を与えたりすると、そこから傷んでしまうのです。

鮮度と「はかり」が関係あるというのは意外だと
感じられる方もいるかもしれませんが実は密接に関わっているのですね!

SEAFOODSHOW

8月22日(水)~24日(金)に開催されるインターナショナルシーフードショー、
ぜひ大和のブースにもお越しくださいね♪
東6ホールBM-18でお待ちしております(^▽^)

N