先週の連休最終日は体育の日でしたね。
その日に合わせて運動会などが開催された学校も多かったようです。
Nは風邪を引いてしまったようで、連休最終日は家にこもっていましたが、
SNSなどで、友達が子供の運動会に参加したり、お弁当作りに奮闘している様子を見て
運動会の気分だけ味わいました。

さて、こちらのブログでも度々ご紹介してきたように、大和製衡には
運動能力に優れた社員が多数在籍しています。
特に、バドミントン部は兵庫県でも優秀な成績を収めており、
これまでも数々の試合で活躍しています。

県の代表として今年は総務勤労課のSさんが
「福井しあわせ元気国体」に出場いたしました。
監督は経営企画室のY係長です。

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会場は福井県勝山市の「ジオアリーナ」です。
広々とした会場に緊張感が張り詰めています。

各県の代表は監督を含めて4名です。
兵庫代表のうちの2名が大和製衡の社員というのは誇らしいことですね。
ほかの2名の代表選手は現役大学生!

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国体は団体戦形式で1チーム3人で試合をします。
ダブルス・シングルス①・シングルス②の順に行い、先に2勝したチームが勝ちです。
(Y監督、解説ありがとうございます!)

1回戦は島根県と対戦しました。
2-0で兵庫県が勝ち!

2回戦は富山県と対戦です。
こちらは0-2で負けてしまいましたが、実は富山県の選手は全員が
日本代表の選手ということで、この後、勝ち進んだ富山県が優勝。

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優勝チームと対戦したことは今後の糧になったに違いありません。
バドミントンはトップクラスの選手になるとそのスマッシュの速度は
350km/hとも言われているほどなので、迫力のある競技だということがわかりますね。

バドミントンといえば、使用されているシャトル。
競技で使用されるシャトルはガチョウの羽根とコルクでできています。

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バドミントンのシャトルにも細かく規定があることをご存知でしたか?
重さが4.74g~5.50gであること、羽根はガチョウの羽根であること。

羽根は16枚から構成されているということもルールで決まっています。
羽根の先端は直径58mmから68mmの円形になるようにしてあります。

ボクシングなどでは選手の体重計量が重要だということは有名ですが、
他のスポーツの世界にも「重さ」が密接に関わっているということが
お分かりいただけるのではないでしょうか?

バドミントンのように激しい運動はあまり得意ではありませんが、
気候もよくなってきたので、心地よい秋風を感じながら
何かゆるく楽しめるスポーツをしてみようかな、という気分になったNでした。

【おまけの豆知識】
ちなみに、バドミントンのシャトルに使われるガチョウの羽根は
食用ガチョウのものが二次利用として使われています。
中国ではガチョウ料理の専門店があったり、
ドイツやフランスではガチョウの肝臓であるフォアグラ(fois gras=脂肪肝)が
美食家たちの間で珍重されていたり、「マッチ売りの少女」の小説には
「ガチョウのロースト」がご馳走として登場するので、
日本以外では生活になじみある鳥です。
ヨーロッパで広く親しまれている童謡「マザー・グース」も
「グース=ガチョウ」です。

「ペン」の語源もたどっていくとガチョウの羽根に行き着きます。
世界最古のペンのひとつは羽根ペンだったと言われています。
ラテン語で羽根をあらわす言葉が「PENNA」であり、それが元となって「PEN」になりました。