こんにちは、1月が誕生日月のNです。
いくつになっても記念日や誕生日を祝ってもらうのは嬉しいことですね!

今年は大和製衡株式会社創業100周年のメモリアルイヤーです。
節目の年、ということで私たちも展示ルームの年表を作り変えたり、
先日ご紹介したとおり、ウェブサイトのリニューアルに取り組んだりしています。

ほかにも同時進行で行っていることがいくつかあるのですが、
そのうちのひとつが「Yamato NEWS」(ヤマトニュース)の
100周年特別号の作成です。

通常、冬号と夏号で年に2回発行されるヤマトニュースですが、
今回は100周年記念号ということで2月に配布されます。
(お正月あけに配布がないな?と思っていた方、もうしばらくお待ちください)

今回は「ヤマトニュース」って何?というお話をしたいと思います。
大和製衡には2種類の広報誌があります。
そのうちのひとつが「のびゆくやまと」で、こちらは社内報です。
新入社員が顔写真入りで抱負を述べたり、社員の慶弔情報などが掲載されます。
もうひとつが「ヤマトニュース」で、こちらは社外報です。

大和製衡に保管されている「ヤマトニュース」の記念すべき初号は
221号目(220-1)から始まります。正しい理由はいまだに不明なのですが、
社内の諸先輩方に聞いてまわったところ、皆さんの共通の予想は
「大和製衡の前身である川西機械製作所時代から社外報があり、
それが220号まで発行されていたのだろう」
とのことです。

川西機械製作所から独立した1945年(昭和20年)より7年後の7月、
大和ニュースの初号が発行されました。

大和ニュース初号


このあたりはまだ記事が硬めです。
当時のカナ表記方法の影響もあるのでしょうが、
美しい日本語、という印象です。

しばらくすると、カラーになり、モデルを使いだして、
内容も大きな写真を使った読みやすいものになっていきます。
特に「キッチンスケール」は嫁入り道具、嫁入り修行
(この言葉自体を最近は聞かなくなりましたね)
の必需品!!だったようで、こんな表紙の回(1961年、昭和36年11月)も。
サムシング・ブルー(何か青いものを身につけると花嫁さんが
幸せになれるという欧米のおまじない)を意識していますね!

嫁入り道具

この辺り(下は1961年、昭和36年)の大和ニュースの表紙は
シュールすぎてとても好きです。
もう、謎でしかありませんがこちらをご覧ください。

フルーツはかり

何がどうなっているのか、一瞬分かりませんが
これは八百屋さんなどで使われていた「フルーツはかり」ですね。
不敵な笑みを浮かべる美女と頭の上に吊るされたはかり…。
アートの香りがします。笑
とはいえ、このはかりのデザインは無駄がなくてかっこいいと思います。

火サス

このノリが好きすぎる昭和40年の311号の表紙。
「火サス」(火曜サスペンス劇場)を彷彿とさせます。
荒波の飛沫を受けながら岸壁に佇むキッチンスケール。
「どんな状況でも正しく量ってみせる」
という強い意志を感じずにはいられません。

キャンディルーレット

ところでオーバー35ぐらいの方ならコレをご存知なのではないでしょうか。
最近見なくなりましたが、デパートにありましたね。
「キャンデールーレット」というシロモノのようです。
ゆっくりとお菓子が入れられている部分が回転します。
282号(昭和35年)の表紙撮影地は神戸大丸なので、
Nは確実に大和の下皿はかり「デラックス」で計量された
お菓子を買ったことがあるということになります。

チャオ

1972年(昭和47年)になるとサイズが変わります。正方形の小さめサイズです。
当時のファッションがポップですね。
柄オン柄ですよ。

その後、1982年~1986年(昭和57年~昭和61年)の5年間は休刊。
1987年に復刊された後は年に2回の発行、現在に至ります。

読めば読むほどおもしろいヤマトニュース。
作成サイドはネタ探しから原稿執筆、写真撮影などまで大忙しですが、
やりがいのある仕事だと思います。

歴史まとめ

現在は100周年のスペシャル号である421号をTが中心となって編集中ですので、
どうぞ完成をお楽しみに!!

後々、ヤマトニュースは論文や歴史を調べる大切な資料となるので
今後の編集でも丁寧な調査と記録するに相応しいトピックの選択を行って
いきたいと思います。
(ホームページからもヤマトニュースバックナンバーはご覧いただけます)
*No.386(2001年1月1日発行号)以降がご覧いただけますが、
No.386の中にはヤマトニュース初号からの総集編コーナーもありますので
ぜひご覧ください。


表紙にも記載されているとおり、
「あなたと大和製衡をむすぶ情報誌」なので、
これを取り上げてみてはどうだろう?!という
ネタ提供などもお待ちしております。

N