最近夜な夜なお菓子を作り、それを翌日のおやつに食べることに
ハマっているNです。料理と違って、お菓子作りは少しでも分量を
間違えると大変なことになることもあるため、計量に気を抜けません。

さて、今日は計量機器をお使いのみなさまに重要なお知らせを
お届けしたいと思います。

「はかる」という行為は「計量法」に基づいて運用されているのですが、
その計量法施行令が改正され、平成29年10月より施行となり、
「特定計量器」「自動はかり」が追加されました。
*特定計量器って何?という方は以前のブログ記事も併せてご覧くださいね!

一般的に、この特定計量器にあたるものは正しく計量されているか、
ということをチェックする「検定」を受ける必要があるのですが、
新たに「自動はかり」も検定を受けることになったというわけです。

では検定対象となる「自動はかり」には何があるのでしょうか。

検定対象となる自動はかりは
「ホッパースケール」「充塡用自動はかり」
「コンベヤスケール」「自動捕捉式はかり」

これらは、すべて大和製衡でも作られているはかりです。

検定の対象となるのは「取引」または「証明」に用いられているものです。

新たに追加される特定計量器

さらに、「新しく使用するはかり」
「すでに使用されているはかり」においても
検定制度導入期間のタイミングが違うので注意が必要です。

製造者・修理事業者、使用者への影響を考慮し、それぞれに
段階的な猶予期間が設けられています。

一番最初に検定の対象となるのは
「自動捕捉式はかり」(大和で作られているものはオートチェッカ)で
新しく使用されるものです。
こちらは2022年の4月1日から検定に合格したものを取引・証明
に使う必要があります。

この新しい検定制度について理解するときに
「自動捕捉式はかり」を第一弾、
「ホッパースケール」「充塡用自動はかり」「コンベヤスケール」を第二弾
としてグループ分けしておくと分かりやすいです。

検定制度導入開始タイミング

まだまだ先のこと…というような感じもしますが、
2~3年が過ぎるのはあっという間です。
(年々1年の過ぎるスピードが速まっている気がするNです)
私たちもしっかり勉強して本格導入までの間に、
検定の仕組みについて理解したいと思います。

「検定」は車で例えると車検のようなものです。
安全に、安心してお使いいただくために必要なものですので、
新しい情報がわかり次第、こちらのブログでもできるだけ
分かりやすく解説してお知らせしていきますね!

大和製衡ではこの検定を行う組織として専門家で構成された
「計量検定室」を新たに設置いたしました。

検定制度に関するご不明な点は、大和製衡株式会社のホームページ内
「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

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