こんにちは、Tです。
2月も半ばになり、学生の方は受験シーズンですね。
社会人になると試験というものを受ける機会が減りますが、
知識のアップデートのためにも、意識して資格試験などに挑戦することは大切だと思います。

大和製衡では取得した資格を会社に報告するのですが、
その中でも特別視されている資格があります。
一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、「計量士」という資格です。

dce3a38c0e7dbc810cd0aa1011a608a6_s


計量士は、計量法で定められた国家資格です。
計量器は私たちの身近なあらゆる所で使用されていますが、取引などで正確な計量が求められる場所では、正しい計量が行われているか管理しなければいけません。
そのような場面で、計量の正確性や信頼性を担保している専門家が計量士です。
計量士は3つの種類に分けられており、試験も仕事内容も異なります。

一般計量士
生産工場や百貨店・スーパーマーケットで使用される長さ計や質量計、体積計、温度計
などの計量器の精度管理、商品量目や測定計画の策定、実施などの計量管理を行います。

環境計量士(濃度関係)
工場から排出されるばい煙、排水や環境(大気・水域)及び
工場跡地など土壌の中の有害物質、悪臭物質などの測定及び計量管理を行います。

環境計量士(騒音・振動関係)
プレス、送風機などの騒音源を有する工場や建設工事、
道路(自動車)、鉄道、航空機の騒音の測定及び計量管理を行います。


正確な計量を保証するわけですから、計量士はとても重要な役割を担っています。
そのため試験の難易度も高く、一般計量士の合格率で約20%と言われています。
この国家試験は年に一度行われており、受験資格の制限は特にないので、
学歴や年齢に関係なく受験することができます。

国家試験以外にも、独立行政法人産業技術総合研究所の課程を修了し、
計量行政審議会による認定を受けることで資格を取得する方法もあります。
どちらの方法にしても、実務経験などの所定の条件を満たす必要があるため
取得は容易ではありません。


21731105_1620176318057816_2880704694134171703_n

取得の難易度が高い分、計量士になると活躍の場は大いにあります。
計量機器が必要となる所でなら、どのような職場でも活躍できると言えます。

一般計量機器を使用する工場では、一般計量士を一人置く必要がありますし、
百貨店の計量士は、開店前にはかりがいつもの位置に置かれているか点検したり、
催事で貸し出す計量器の検査や適正表示確認などを行っています。

日常生活ではなかなか接点がありませんが、計量士は社会において欠かせない存在です。
そのため大和製衡では受験者に対して勉強会を開催したり、
受験料を負担したりと万全のサポートをしています。
実際に社内には多くの計量士資格取得者がおり、
これらの人達は名刺に「一般計量士」という表記がされています。

国家資格のため一生ものですし、興味のある方は是非取得に挑戦してみてくださいね!

T