こんにちは。花粉で目がかゆくて掻いていたら
両目にものもらい(関西では「めばちこ」と言います)ができたTです…
片目でも辛いのに両目って…ものもらいの菌は移るので、皆さんもご注意ください。
スギ花粉のピークは越えたようなので、少しずつ過ごしやすくなることを願っています。

最近は日中も暖かくて、春らしい気候になってきましたね。
この間までダウンコートを着ていましたが、もう暑苦しく感じます。
女性はタイツからストッキングへ切り替えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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タイツやストッキングといえば、購入するときに商品表示の
「デニール」をチェックしますよね。
男性にはあまり馴染みがないかと思いますが、
女性はこだわりのデニールがある方も多いと思います。(Tは80デニールが好きです)

一般的に、デニールというと生地の厚みを想像するのではないでしょうか?
Tはタイツを購入するとき、60、80、110などとデニールの数字が大きくなるほど
分厚くなるとざっくり認識していたのですが、
このデニール、正確には何を表すものかご存知でしょうか?

実はこれ、繊度という計量法で定められた単位で、
糸や繊維の太さを表すものなんです。
太さは通常○mmなど長さの単位で表現しますが、糸は非常に細く計測が困難なため
一定の長さの質量によって太さを表しています。

デニール

デニール値は、9,000メートルの糸の質量をグラムで表したものです。
つまり、9,000mに伸ばした糸が80gの糸を使っているタイツは、
80デニールのタイツということになります。
ちなみに、30デニール未満をストッキング、30デニール以上をタイツと呼びます。

数字が大きいほど糸は太くなるので、厚みも増すのですね。
しかし、デニールはあくまで糸の太さの単位なので、
同じデニールの商品でも編み方などによって透け感や厚さが違うことがあります。

また、デニールは計量法で定められた単位ですが、SI単位(※)ではなく、
取引・証明への使用及び、計量器に対する規制の対象外です。

(※)メートル法の後継として国際的に定められ、世界中で広く使用されている単位系です。
過去のブログで詳しくご紹介しています。


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これまでブログで身近な計量単位をいくつかご紹介してきましたが、
太さの単位にも質量が関わっているなんて面白いですね。
大和製衡の創業者である川西清兵衛は、毛織物メーカーの日本毛織株式会社の創業者でもあり、
弊社前身の川西機械製作所は繊維機械を扱っていたので、ここにも繋がりを感じました。

知れば知るほど計量の世界は奥深く、
私たちの生活に非常に密接しているのだな、と改めて感じます。
意外な発見があるので、皆さんも身のまわりの計量についてぜひ調べてみてください!

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