こんにちは!
連日繰り広げられる東京オリンピックの熱戦に夢中になっているNです。
スケートボードとアーチェリーを近々体験してみたいと思っています。

色々な競技を観ていると、気になることがあります。
「アレは何キロぐらいあるんだろう?」
ちなみに、この時の「アレ」はハンマー投げ競技で使われる鉄球のことです。

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気になるとすぐ調べてみるタイプなので、他の競技で使われている
色々な競技アイテムの重量(質量)を調べてみました。

まずは、ハンマー投
男性は16ポンド(7.260kg)
女性は8.82ポンド(4.000kg)
鉄の塊を丈夫なピアノ線で繋ぎ、グリップを含めた部分までがハンマーです。

男性が使用するハンマーがどれぐらいの重さか、体感できる方法があります。
それは、ボーリング場に置いてある中で最も重いボールを持ってみることです。
16ポンドのボールを持ってみると、想像以上に重いことがわかると思います。
ちなみに、ハンマーを投げる瞬間には背筋に400kg以上の負荷がかかるそうです。

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(ボーリングも新種目になったら面白そうですが、施設費用がかかるため
幅広い国に競技が浸透しているわけではなく、次回のパリでも公式種目には入っていません)


続いて、ハンマー投と同じく陸上競技の砲丸投
実は、砲丸投に使われる砲丸の重さとハンマー投のハンマーの鉄球の重さは同じです。
ハンマー投もすごいですが、砲丸投も相当大きな力が必要ですね!

槍投男子が805g~825g女子が605g~625g とNが勝手に想像していたよりは
軽めの重量でした。棒を使う競技としては、他に棒高跳びがありますが、あちらは
材質や長さに決まりがないのも少し意外でした。
(ただし、表面が滑らかである必要があります)

陸上競技以外のスポーツはどうでしょうか?
バレーボール260g~280g
バスケットボール567g~650gです。
では、新種目の3x3(スリーエックススリーと読みます)はどうでしょうか?
と思って調べてみると…こちらにも重さの秘密がありました。
5人制のバスケットボールと重さは同じであるものの、大きさが違うのだそうです。
5人制では7号サイズのボールを使用しますが、3x3では6号サイズのボールを使用し、
重さは5人制と同じとなっています。

以前、バドミントンのシャトルの重さのお話をこのブログで
書いたことがありますが、シャトルの重さもきちんと決められていて4.74g~5.50gです。
バドミントンシャトルよりもさらに軽いのが卓球のボール。
こちらは以前は38mmで2.5gだったのですが
40mmに改正されました。しかし、40mmになったことで球速が遅くなった、
と感じる選手が多かったことから、直径は40mmのままで重さは2.7gと、
以前の重さにできるだけ近づけられました。
少し大きくなったことにより、球が見やすくなり、球速もわずかに遅くなるだけで
ラリーが続くようになり、見ている方も楽しい競技となったのだそうです。

それにしても、数グラム違うだけで球速が遅くなった、と感じることができる
アスリートの皆さんの研ぎ澄まされた感覚に驚きを隠せません。

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重さが決められている競技は水辺の競技にもありました。
カヌーです。最小重量値が13kgである必要があり、艇の重さがレース後の検査で
規定の重さに達していない場合は失格となるそうです。
「検定」を受けることを「検艇」というそうです。
(競技種目によっては8kg、9kg、15kgの場合もあります)

また、規定で重さが決められているわけではなくても、
勝負の結果を左右する種目がスケートボードです。
デッキと呼ばれる足を乗せる部分が重ければ重いほど、
デッキを叩いた後の空中でのブレが少なくなり、
逆に軽ければ軽いほどデッキの弾き心地が軽く、早く立ち上げることができます。

これは自分のスケートスタイルや出したい技によって
戦略的に重さを利用する必要があるということです。奥が深い!

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最後に、メダルの重さと素材についても調べてみました。
東京オリンピックの金メダルと銀メダルは
夏季オリンピック史上最も重いそうです。

金メダルは556gです。
純金ではなく、純銀に6g以上の金でメッキ加工されています。
銀メダルは550g、銅メダルは450gとなっています。

「都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト」といって
携帯電話やパソコンなどの廃棄家電から専門業者が分解・選別を行い
約5000個のオリンピック・パラリンピック用の金・銀・銅メダルに必要な
金属を回収しました。
金が約32kg、銀が約3500kg、銅が約2200kgも集められたそうです。

このように、現在開催中の競技にも計量が多方面で関わっていて、
調べれば調べるほど「へえ!」と思うようなエピソードが出てくるので
スポーツ観戦の際には重さの規定などについても知っておきたいと思ったNでした。